My Speakers         Dec, 2003
かって Tannoy Speaker を 評して ' いぶし銀の音 ' と 言われていたことが ありました。 私の 趣味の 一つに Audio が あるのですが、μP / PC を やり始める 20 数 年 以前 は もっぱら これでして、住んでいた 吉祥寺 を 中心に 三鷹 から 中野 まで、Jazz 喫茶 ・ 音楽 喫茶 を 彷って おりました。 幾つかの お気に入りの Speaker の 中から 一つを 選べ と 言われると、荻窪駅南口の 喫茶 ミニヨン の ' Tannoy GRF Rectangular ' ですね。 もちろん 当時の 私の 給料では 購入できるはずも ありませんでした。
	時は 流れて 田舎の 実家を 私が 建替えることに なりました。 家が 大きい ものですから  堂々と Speaker を 置ける 状況に なったのです。  そして 長年の 夢であった Tannoy の Speaker を、Yahoo Auction で 探し、幸い Unit HPD315 ( 12" ) を 入手することが 出来ました。 20 年 物 ですが、この 時代のものが 充実した 音楽を 奏でてくれる と 確信しています。  Speaker は 楽器の 一種 というのが 私の 持論 でして、古さは 問題でなくて 素性・性質 が  大切 という 訳です。 購入したのは Unit ですので、Cabinet に 入れなければ なりません。 実は 20 年 間 押入れ に 仕舞ったままの 自作 Speaker が あったのです。  これは 39 年 物 なんですが、Unit FE-203 は 錆付いて いるものの 木材・合板 は しっかり していて、感心して しまいました。 口径 Size が ちょっと 異なるのですが、HPD315 を 取付けた 状態が 左の 写真 です。
Speaker Unit には 分割 Network が 付属されませんでしたので、こちらも 自作に なります。 Cabinet も 合うかどうか 分りませんので、しばらくは 試行・試聴 が 続くようです。  Audio を 極めた 人の 間では、Speaker から 出ている 音を 聴けば、その 人の 性格 や  感性・価値観 が 分かる と 言いますから、今後 精進しなければ いけませんね。
下の 写真の 右側の Speaker ( Mono ) は、現在 TV の 音声を 流している 状況 ですが、中音の Sectoral-Horn は Altec 系 で なかなか いい 音を 出すのですよ。 これは やがて、( 27 年 前 に 設計・製作 した ) UV-211 送信管 Amp ( Mono ) に 接ぐ つもりです。 そこで 一人で 聴く Furtwangler の ニーベリンクの指輪 に 今から 思いを 馳せています。
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Tannoy と 瀬川冬樹さん
友人の 小池嶺男君
UV-211 Amp
SU-7200 入替え
My 1st Amp