ADSL と 電話配線 Feb-9, 2011




ADSL を 使った Internet 接続 は その 初期の 頃 から 取り組んでいる。 もちろん 自宅だけでなく ずいぶん 多くの 方の 接続の 面倒を 見てきた。
そこで 一番 とまどう のは、その方の 家の 電話配線 である。 モジュラー・ジャック を 使用して いなかったり、増築 や 無線通信でない 頃の 電話器増設 の 歴史 を 聴くことになるから である。
保安器の 位置を 確認し、家の 全体の 電話配線 を 頭に 入れたいのだが、業者 によっては、また 音声が 接がればいい ということなのか、すっきりしないことも ある。
次の Case-1 では、Internet 接続 は いいのだが、電話音声 に 中波ラジオ放送 が 混信する トラブル が あった。


    Case-1


いろいろ 試して 確信したのは、ADSL-Modem が 増幅器として 寄生発振 を 起こしているに 違いない ということ だった。 発振の エンベロープが 外部の 微小電波の 影響 を 受けることは 容易に 想定がつく。
現在 ならば、Modem を 無線ダイプ にするか PLC Unit を 使うところだが、工事 は 大変そう ということで 20m の 10BASE-T フラット・ケーブル を 階段に 這わした。



次の Case-2 は、Internet 接続 が 時々 切れる というもの だった。
上記の 苦労の 経験を したので、二対4芯 の 電話ケーブル での 結合を 取除くことにした。 電話配線 は 目で 追っていける 状況だった。


    Case-2


電話ケーブル は ツィスト・ペア 二本 で 構成されているので、ここは Ethernet-Cable に 交換するまでの ことはない と、両端 に RJ45 コネクタ を 圧着した。
以降は 問題なく 動いている。 ここは ( 雷が 落ちたからか ) 保安器の 不具合で NTT 西日本 を 呼んだことも あった。



Case-3 は 最近 呼ばれた ケース である。 外部からの 呼出し電話 が 時々だが すぐ 切断され、仕事に 差し障りがある とのこと。
電話では マイライン設置 など 過去から NTT は 苦労している という 話であった。
建物が 違うと 商用電源の 対地バランス から 電位が 振回され 誤動作する のは よくあることだ。 それに、ここは 電話3回線 が、ツェナー・ダイオード 利用の 転換器 を 使わないで、パラレルに 接続されている だけ。 局舎側の インピーダンスで 動くには動く のだが、生ずる 信号減衰 は インターネット・プロバイダ では 対応しかねる 状況だろう。
仕事上で問題となる! と サポート部署 に 電話して、BB-Phone を 無効化する キット ( Filter ) を 送ってもらった。
Modem に IP 電話機能 が 内臓され 標準で サービスされる のは 合理的なこと なのだが ... 。 問題が 解決されるか、ここは まだ 様子見 の 状態である。


    Case-3

          eAccess連合非公式板

          Yahoo-ADSL から SoftBank-Optical へ

          データ通信 速度、今昔