日本食糧新聞、８月３日 付、 酒類面 より 転載します :

全国でも珍しい "天然酵母"で 仕込んだ 純米酒「幸寿」が 今年５月、焼酎王国として名高い 鹿児島県 栗野町 (企画課、0995-74-3111) から 発売されたが、同町は このほど 東京・品川 の 三洲倶楽部 で「幸寿試飲会」を 開催した。
これは、同町出身の 関東在住者で 構成する「関東栗野会」の 会員にも 故郷の 「県内 初の 清酒」を 味わってもらおうと 行われたもの。
同町から 米満重満 町長、西迫義春 町議会副議長 ら 町関係者７人と、 鹿児島県 東京事務所「かごしま遊楽館」(千代田区有楽町、03-3506-9177) 松永祐吉館長ら 会員約１００人 を 招いての お披露目会 となった。
席上、米満町長は、「栗野には 栗野らしい町づくり が ある。われわれは、 山村留学制度など にも 積極的に 取り組み、皆さんから 預かった 大切な故郷を 意に反しないよう 守って行く 義務がある」と あいさつ。
試飲会では、松永遊楽館館長 も「焼酎派の 私でも サッパリ系で 口当たりが良く、 飲みやすい」と 好評価。
「故郷のお酒が 関東に 登場するのは うれしい。若者向けにも 売れると 思う」 「もっと 入手が 容易になれば」など の 声が 聞かれた。 さらに、 故郷を思う 気持ちが プラスされてか「最高！ 今まで 出会ったことがない。 必ず "西の横綱"に なる」と 入れ込む 人もいた。
年内販売予定 は ６５００本。 昨年の 台風の影響で コメが不作となり、仕方なく 当初予定の 三分の一とした。 すでに 来年分の コメは 生産農家と 倍以上を 契約済み。 数量不足は 解消されそうだ。
購入希望者は 同町 観光特産協会 (0995-74-5006) ヘ。
全国宅配も 可。