百済からの 亡命貴族 の 末裔、安良媛 (やすらひめ) の 自害 のことは どこかで 聴いておられると 思います。 文武天皇の 采女、絶世の美女 だった 安良媛 は、藤原不比等の 策謀により、大隅国 横川 に 流刑と なります。 クマソの 未開の地 へ 付き添った のは、付人や 従者だけ でなく、安羅国の 遺民たち と 考えられる。 飛鳥時代のこと、彼らは、ここを 開墾し、自給自足の 平和な 隠れ里 に した。 横川市街から 天降川に 沿って しばらく 遡ると 右側に 安良神社 が 確認できる。 ここから 山ケ野に 向かって 更に 進むと、左側に 橋が あり、天降川を 渡れる。 鏡ケ岡を 周りこんで、県道50号線 を 横切り 狭い路を 直進すると、そこが 安良媛の里、紫尾田 である。 [ 参考 : 吉田隆 著 安良媛 ISBN4-924752-64-0 ] |
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